空調設備機器のメンテナンスのポイント

実際に機器のメンテナンスにおいてのポイントを幾つか上げようと思いますがその前に長年機械のメンテナンス(保守点検や修理等)をやっていると極端な所謂クレームに遭遇するのですが、印象に残っているクレームとしては原子力発電所と比較される方が時々いらっしゃる事です。

メンテナンスを本質的に理解していない事が原因の一つだと思いますが、当然ながら商業ベースに乗っている商品やサービスならコストに見合った事しかできないので原子力発電所のメンテナンス方法を空調機器に持ち込む事は出来ません。



 

原子力発電所のメンテナンスは大雑把に言って基本的には定期的な部品交換です。

しかし空調機器のメンテナンスは殆どの場合メンテナンス時に正常に作動している事の確認作業となります。

ですから場合によってはメンテナンスの翌日に故障する事も起こりえるのでメンテナンスサービスを提供する上での大きなポイントとしては
  1. 経験による異音やスムーズで無い動作を見逃さない。
  2. メンテナンス時に正常に作動している事。
  3. 正常に作動していても部品毎の使用年数による交換の提案。
という事になります。

何れにしても最終的にはお客様が費用対効果を考えた上で提案を受け入れるかどうかを決定していただく事になります。

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