吸収式冷温水機とは?[冷却水]

前回からずいぶん間が空いてしましましたが吸収式冷温水機における冷却水の役割について前回、吸収器での冷却水の役割についてふれましたがもう少し詳細に言うと、吸収器で冷却水に捨てられる熱は2つ有ります。
1つは前回も書いたように吸収液の温度を下げる事です、吸収液が吸収器に入ってくる時の温度は60℃以上ですがそれを最終的に吸収器の受皿の温度で30℃台になります。
そしてもう1つの役割は冷水から奪った熱で蒸発した冷媒蒸気を吸収液に吸収される時に発生する吸収熱取る事です。
吸収熱とは要するに冷媒(水)が冷水から熱をもらって気化し、その冷媒蒸気を吸収液が吸収する時に冷水からもらった熱ごと吸収する為吸収液の温度が上昇する熱の事です。
したがって冷却水の温度管理が重要なので冷却塔(クーリングタワー)の管理が重要となります。

クーリングタワーの管理については以降また投稿したいと思います。



 

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吸収式冷温水機とは?[冷却水]” に対して1件のコメントがあります。

  1. 大竹 聡 より:

    初めてまして、お世話になります。
    ビルメンをやっているものです。
    いろんな資料を見ても、なぜ吸収液を使ってこんな複雑な仕組みにするのかわからなく、その為原理も理解が出来なく構造を覚える事が出来なく悩んでいました。
    びわこ空調サービスさんの説明を見てシンプルですが、まさに知りたかった事がピンポイントで書いてあり、やっと、なんでこんな構造にしなければならないのか理解が出来、仕組みを理解することが出来ました。
    ありがとうございました。

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